お久しぶりです。三好です。GWはいかが過ごしたでしょうか。

私のGWは、美術館回りと神社等にいってきましたので是非ご紹介します^^

よろしければご覧になって下さい。

少し長くなりますので分けて投稿します^^
 
まずは、ターナー展 -風景の詩ー


ジョセフ=マロード=ウィリリアム=ターナーは18世紀の


イギリスのロマン主義の画家です。


大気感を感じさせる風景と光を巧みに表現した画家で知られており、


後に印象派を代表するクロード=モネや、


近代日本画の先駆者である竹内栖鳳などに多大な影響を与えました。


そんなターナーの作品が遂に東京に^^

 
1章はターナーが特定の場所を描いた風景画なのですが、


風景の中にはいつも人や動物がいて、18世紀の人々の日常が描かれた


風俗画のようでした。


また、思っていたより、暗い色が多いという印象を受けました。


 
2章含め、全体的に、海洋国家であったことからか海の絵が多数描かれていました。

船が好きだったのか、他国との戦争中であった時代背景なのか戦艦や


漁船が多く、荒々しい海に黒い雲。


横山大観の海にしろ、戦争中という時代背景は自然も荒々しく見えるのか


と感じさせます。

 
ターナーの絵画は想像していたより幻想的ではなく、


人の動きや時代背景を表現した人間味あふれるものでした。


また、シンメトリーのイメージが西洋画には多かったのですが、


右か左どちらかに重心をかけることがバランスが良いそうです。


実際、ターナーの絵画には右か左どちらかに樹木や船が入っています。

このような画面の切り取り方は庭にも生かせることができると思います。

絵画はその色味も含め、勉強になることが多いので美術館には

足を運びたいです。